DSB IC 3 パート1 [ヨーロッパの鉄道]
今日は模型から離れて,本物の時間です.
2009年の夏は,2006年の夏以来のヨーロッパ旅行でした.といっても...
デンマーク,ノルウェー,スウェーデン(線路を走ったのみ)の旅行となります.
激しくメルクリンを購入しはじめた私にとって,この旅行では沢山の鉄道の写真を撮ってくることは,大きな目的のひとつだったのでした.
なんといっても,これから何度か書くとは思いますが,DSBが誇るInert City DSB IC 3の紹介です.私のトップの写真にもドッキングする時の写真がありますが,あの変わったフェイスの持ち主です.
IC 3は1995年に初めて渡欧した時にはもう走っておりました.なんとも風変わりではありましたが,日本にはもちろんない,また,他の国にもこんなデザインと連結時の合理性を持った車両はなかったように思えます.
これはDSBの最新不良車両IC 4が壊れたおかげでKøbenhavn(コペンハーゲン)に行く途中に,運良く?(妻は迷惑がっていましたが)Kolding(コーリン)でReに乗り換え,Fredericia(フルデルシア)でIC 3に乗り換えた時の,連結,および切放しの時の写真です.
ユトランドの南方面(つまりドイツ方面)からきたディーゼル列車と,オーフス方面からきたディーゼル列車が連結されます.通常,単体では3両編成,でもそうなると6-9両編成となります.それに電気車両がつくわけです.
逆から来た場合は,ユトランド半島は電気化がなされていない所があるため,ここでパンタグラフの車両は切放しになります.ディーゼルだけになります.
メルクリンでこちらのDSBのIC 3が発売になることを心待ちにしておりますが,なんとも良いですね.ブサイクで.とても素敵です.結局,DSBはIC 4の開発に失敗し,このIC 3の長期政権が続きそうです.
デンマーク人は「日本の新幹線を発注すれば良かったのに.イタリアの安いメーカーはだめだ」なんていっていたけど.北方ゲルマン人らしい合理的な言葉でした.
DSBについてはまたまた解説します.
こんにちは、
私もDSBは大好きで特に80年代のJens Nielsenがデザインを担当していた当時のCIやIC3が気に入っています。私も既に数回デンマークに行ったとき、KøbenhavnからレゴランドのあるBilund迄のIC3の旅は印象に残っています。
機会があれば、Spielkisteでもデンマークの旅について記事化してみたいと思い始めました...。
by Akira (2009-10-14 22:22)
Akiraさん,
コメントありがとうございます.良かった.IC 3のファンがいらっしゃいました.メルクリンでぜひ今後出して欲しいモデルですね.
Heljanでは数種類あるのですが,ACとDCの他社の区別やどれが3線式に改造可能かわかりません.
以前,mixiでHeljanは3線式改造可能と聞きましたが,どんなもんなのでしょう.
http://shop.paa-sporet.com/advanced_search_result.php?keywords=IC3&x=13&y=9
たしか,Jen Nilsenさんはお亡くなりになり,そしてデンマーク国鉄が直接デザイナーにデザインさせた最後のInter Cityだったと記憶しています.
>KøbenhavnからレゴランドのあるBilund迄のIC3の旅は印象に残っています。
København-Koldingまでが鉄道.Bilundまではバスですね.時間はかかるけれど素晴らしいルートです.
私は住んでいた貧乏時代,Bilund-Kolding-Århusのルートを経験しています.
ぜひ,比較のためにも紹介していただきたいなぁと思います.デンマークはそんなに都会はありませんが,自然豊かで美しい国です.
よろしくお願いいたします.
by darkhorse (2009-10-15 06:20)