フォルクスワーゲン 9N Polo GTiの修理（電気系統） [自動車]
鈴木亜久里といえばリタイアの後のインタビューの第一声「電気系統」が印象に残っていますが，僕の愛車2005年モデルの「9N Polo GTi」の警告ランプが点灯したのはかなり前のこと．所謂，①エキゾーストランプです．今回はさらに②ESP横滑り防止装置，③ABSの警告灯，④総合警告灯となります．
これまで大きな故障なく交換したのは，10万キロくらいでの，タイミングベルトの交換，サイドブレーキワイヤーの交換，パワーウィンドウのベルト交換，フロントのメインライトのLED化，そして，今回の工事のきっかけとなった冷却液用のセンサーとなるわけです．2年前，冷却液センサー交換をするときについたのも，①のエキゾーストランプ．テスターの点検で「冷却液センサー」を指したので，アッセンブリ交換．一度は消えました．
交換したばかりなので早々通常はつきません．ところがまた，また点灯し，この直前にバッテリーも電圧が低下とのことなのでバッテリーも交換しました．なお，買ってからその時で15年一度もバッテリーは交換しませんでした．
今回，車検直前に①エキゾーストランプ点灯で，テスター点検で様々な要因がある診断．しかし，特定できないのでまたリセットして，車検後2週間ほど放置．また，①エキゾーストランプ点灯となりました．合わせて②，③，④のESP，ABS，総合警告灯の点灯となり，バッテリーを交換しました．しかし，すぐに走り出して②，③，④の点灯．昔の車のような乗り心地で，クッションはもろ響くし，横滑り防止は全く制御されない，微妙に作動するABSの恐ろしさ．すっかり近代機能に頼ったドライブでしたので，緊張してその後，昨日まで運転となったわけです．
色々，言われました．「まずはABSアクチュエーター（ABSポンプ）一式は新品で工賃入れて45万円」「調子の悪いクッション工事で20万強」「そうであれば車の入れ替えは検討されますか？」．．．僕としては後15年定年まで乗りたいので選択としては安いパーツを探し延命することでした．バッテリーの電圧が下がっているので交換した方が良いと言われ「3年ほど前に変えたばっかりだな」と言いながらも促され交換．その他のパーツについては「直す方向で部品探します．考えさせてください」と回答して色々調べました．
バッテリーの消耗が気になりつつ，「ABSアクチュエーター（ABSポンプ）」の中古を国内外で検索，一応目ぼしいものも見つけましたが，バッテリー関係も調べました．工場の技師さんは「電気はどうなってるかわからないから見えないし」なんて言っていたので，ネットで徹底的に調べました．そしてテスターリセットも虚しくまた点灯．
そうするとやはり「板ヒューズ」なるものが．．．「板ヒューズ」欧州車や古い国産車を愛用している方はご存知かもしれませんが，板状のヒューズがその系統ごとに配置されています．よく見るとそれが切れてるじゃありませんか？
再度，工場へ．みてもらいましたが取説にも，ヒューズにもアンペアの記載がないのでどれを買っていいかわからない．調べましたよ．海外のサイトから取説．どれがどれに対応か分かりましたが，部品屋から購入するとなんと1枚1,300円の外税．ネットで買えば10枚1,000円（しなかったアンペアもある），通常の差し込み用ヒューズセットを入れても5,000円せずに購入．一応，自分でもできそうでしたが，感電したくないので工場にお願いしました．
板ヒューズ．フェラーリなんかもこれなんだろうね．割れてる．曲がっています．
通常のヒューズ微妙にエラーが．．．
見事，アラートも点灯せずに通常動作するようになりました．この後，順調にいけば交換はクッションのみ．今回のことでネットの情報は上手に勉強するば助かることと語学の大切さを肌で感じました．みてのとおり交換した板ヒューズは切れてたり，切れかかったり．僕とPoloくんとの付き合いは今年で18年目．まだまだ，相棒と楽しく過ごしたいと思います．
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